カペイシャス展覧会 #06 capacious Exhibition #06

exhibition

2017.10.24(tue) - 29(sun)

at 大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]1F

カペイシャス展覧会 #06

– あなたが「こだわり」と呼んでいるものは、私にとっては「ふつう」かもしれない –
What you call “special” maight be what I call “usual”.

出展作家 :
穴瀬生司 Seiji Anase
黒瀬貴成 Takashige Kurose
黒田勝利 Katsutoshi Kuroda
高山勝充 Katsunobu Takayama
中根恭子 Kyoko Nakane

会期 : 2017年10月24日(火) – 29日(日)
時間 : 11:00 – 18:00 (最終日 -16:00)
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター enoco 1F room4
TEL : 06-6441-8050

お問合せ先 :
capacious事務局 c/o officeN 大阪市中央区上本町西4-1-68
TEL : 06-7506-9338

協力施設:
YELLOW(泉佐野市)、西淡路希望の家(大阪市東淀川区)、
アトリエライプハウス(東大阪市)、ワークセンターとよなか(豊中市)

協力 : 大阪府立江之子島文化芸術創造センター enoco
主催 : (一財) 大阪府地域福祉推進財団
助成 : 大阪府福祉基金地域福祉振興助成金

カペイシャスでは2015年度から2017年度の3年間、大阪府福祉基金地域福祉振興助成を受け、大阪府内の障がいのあるアーティストの作品をアート市場に紹介するプロジェクトを行ってきました。その過程で、府内16の福祉施設や作業所で50名以上の作家作品を見学させて頂き、多くの創造の場を垣間見てきました。しかし、カペイシャスがこれまでに紹介してきた作家は7名と限られています。少数の作家を丁寧に紹介することを心がけてきた一方、その他の多くの作家達を紹介できてこなかった現状があります。

そこで今回は、カペイシャスがこれまでの施設訪問で出会いながら紹介しきれなかった、忘れがたい個性的な作品たちの一部を紹介するグループ展を開催することに致しました。
出展作品は、自分の名前を書くというシンプルな行為を視覚芸術の域へ昇華させているもの、好きなものを描くストレートな表現の裏で独特のフェティシズムが現れているもの、塗るという行為や刻むという行為の連続で形づくられたものなど様々です。
作者にとっては「日常」のことが、ある形でアウトプットされたとき、見る者の心や既成概念を揺さぶる「特別」なものとなって現れてきます。
是非多くの方に、新鮮な空気を持つ作品群をお楽しみ頂ければ幸いです。